メガネがメガネと出会う場所


目が悪く、メガネをかけている読者なら共感していただけるのではないかと思うのだが、偶に目が悪い者同士があうと「視力トーク」が始まることがある。視力が弱い者にとって、この手のトークは話す話題の窮したときに多用される事が多い。これが不思議と盛り上がるもので、視力の良いと思っていた相手が、実はコンタクトだったりすると「あ、オレもコンタクトにしようかなぁ」などと心にも無いことを口走ってしまうほどの勢いを持っているのだ。では何故こんな他愛もない「視力トーク」がこんなに盛り上がるのだろうか?思うにそれは、お互いが「視力」という共通の話題に対して何かしらの経験・考えをもている為に、相手の話に共感できたり、また反論があったりすることで、聞き手一方だったり話し手一方になったりすることがなく、お互いがバランス良く話題に参加出来ているからだろう。この事を巧く応用し、初めて紹介される女の子と話す時など、まずお互いの共通点を探し、そこから話題を広げるのが最も効果的だと思われるが、いかんせん今はサイト運営の話である。これ以上その事に触れるのはよさなくてはならない。(ちなみに当サイト管理人のいとう氏は、この手の方面では百戦錬磨の手練れらしい)

で、本来なら冒頭で述べるべき事であるが、今回は「サイトでのコミュニケーション」について話をしている。一瞬、著者でさえ忘れそうだったので、読者諸君には注意してもらいたい。そう、今回は「サイトでのコミュニケーション」の話なのだ。

先に挙げた「視力トーク」の話。これも視力の事を話題として、コミュニケーションをとっている例である。そして「視力」という共通のモノが、互いのコミュニケーションを取りやすくしているのだ。コミュニケーションとは「相互間の意志・感情の伝達」の事であるが、言葉を換えると「二人(以上)が繋がる」事であるとも言える。そして繋がる時に、共通の話題というのが二人を繋がりやすくさせる性質をもっているのだ。そして「詩のサイト」に於ける「視力」にあたるもの(つまり共通の話題)とは「詩」なのである。「詩」の話で盛り上がれる場所、それが「詩のサイト」であるのだ。

さて、世の中には「出会いサイト」なるサイトがあるらしい。友達・恋人などを求める者達が、日々交流をはかるために掲示板などへの書き込みをしているという(著者はよく知らないので違うかも知れぬ)。「詩のサイト」は、もちろん「出会いサイト」ではないのだが、「出会ってしまうサイト」ではある。上述のように「詩」という共通の話題で盛り上がる場所であり、又、それを目的として人は訪問して来るからだ。例えばそうして「詩」のために集まって来た者たちの大きな目的の一つである投稿のコーナーで詩を投稿すれば、それに対する感想が返ってくるだろう。そうすると、もうその時点で詩人が二人出会ってしまった事になる。いやがおうにもサイト内でのコミュニケーションが生まれるのだ。そこから管理人が知らないうちにメールなどでの交流が生まれ、管理人が知らないうちにオフ会が開かれ、管理人が知らないうちに管理人の住む場所を襲撃する計画が立てられたりする(謎)。と、何故か話が逸れたような気もするが、要するにサイト内で生まれたコミュニケーションを管理人が全て把握できるわけではない、という事を伝えたい。しかし、全てを把握するのは無理だから取りあえずコミュニケーション云々は訪問者に任せきりにるする、というのでは駄目だ。任せきりにするのではなく、むしろ出来る限り管理人がサイト内でのコミュニケーションは管理するようにしなくてはいけない。なぜなら、
そうした方が熱いからである。熱血である。管理魂である。

まぁ「そうした方が熱い」というのも、この記事の中では一番の理由になるのだが、世間一般の冷めた奴らには恐らく通用しない。そこで著者はそんな冷めた奴らの為に理屈でもう少し説明してやることにする。どうだ参ったか、冷血漢どもめ。(←暴言!?)

サイトを運営していると、色々な事が起きる。楽しい事もあり、また煩わしい事も起きる。本当に沢山の事が起きるのだが、その中で一番やっかいなのが「コミュニケーションに関する問題」である。サイト内にある掲示板などで、訪問者(参加者)同士の非難中傷が始まると収集がつかなくなることもある。そうした事態が起きると、他の訪問者への安心感を奪うことになり、サイト自体の信頼性も失われる。そして、そうした信頼性に欠けるサイトには人が寄りつかない。下手をすると、サイトが潰れる可能性すらある。では、そのような事態を未然に防ぐ為には、どうしたら良いか?それは「管理人による訪問者間コミュニケーションの管理」である。「コミュニケーションの管理」と言っても、具体的にどうしたら良いのか想像がつきにくいと思う。なので、一例を挙げておくと、そのサイトでのコミュニケーションが取られる主体(例えば自由掲示板など)に、参加ルール(掲示板なら、書き込みのルール)を設けるのである。「特定の個人・団体の誹謗中傷をする書き込みを禁止」や「管理人が連絡なしに書き込み内容をを消す場合がある」など、そういった参加ルールが、そのままコミュニケーションの為のルールになるのだ。すなわち「管理人がコミュニケーションを管理する」事に繋がる。もちろん、書き込まれた内容に出来るだけ目を通す、などの行為も必要である。

サイトとは不特定多数の人間に向けて公開されるものである。よって、訪問してくる者たちも、それぞれ色々な価値観をもっていたりする。詩のサイトともなれば、何気なく投稿した詩が、別の参加者に「自分の事を言われている」と誤解され、大きな問題に発展する場合もある。サイトとは、色々な価値観が集まり出会う場所なのだ。つまりメガネとメガネが出会う場所なのだ。管理人は常にその事を念頭において、管理・運営を行っていかなくてはならない。

サイト管理で重要な事、それはサイト訪問者を管理することなのだ。

といった所で、今回はおしまい。なんだか話が半端な気もするが、これを書いているのは著者が非常に眠たい時である。え、何でそんな眠たい時に、わざわざ執筆するのかって?
そりゃ君、眠気覚ましだよ(笑)。(←深い意味はありませんよ!)

では以上。